厳しい日照りに耐え、激しい暴風雨にも耐え、凍える寒さに耐え・・・
何のためにそこで耐えるのか?
実を実らせるために。
木は何によって名前が決まるのか?
林檎の木、柿の木、栗の木、梨の木・・・様々な木がある。
果実によって、その木が何の木であるのかが、誰の目にも明らかになる。
木の名前は果実で決まる。
何故焦らずに木はどっしりと構えているのか?
花のない桜の木が街路樹として悠然としているのは、
花が咲くほんの僅かなときを、人が楽しみにしているのを知っているのだ。
その期待が、木も人も気長にさせる。
耐えた期間は、実りの時に一気に報われる。
その時、やっと木は評価される。
実りのために、どんな代価を払おうか?
実りのために、変わらずに耐えうるか?
小さな実を自分から切り離さない限り、実は着実に成長する。
未熟のままでうっかり落下させないように優しく育てよう。
そして、ついに実が熟した時、完全に自分から切り離して心から喜ぼう!
その実は、自分から自律した神の栄光なのだから。
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