その関係なのか知りませんが、家には大量の絵本とそれに匹敵する
童話や童謡のレコードがありました。
絵本を読んでもらった記憶は残ってないのですが、自分で何度も読んで
いた記憶はあります。童話のレコードも好きで、登場人物や情景をあれ
これ連想して、飽きずに何度も聴いたものです。
残念ながら、そのすべては、無くなってしまいましたが・・・
繰り返し読んだり、聴いていたためか、絵本の大まかなストーリーを
覚えていたり、レコードから流れてくる感情移入たっぷりの童話の声は
今も忘れてないです。
その中の一つに、どんな動物も吠え声一つで、震え上がらせてしまう
ライオンのルルが主人公の「あめだまをたべたライオン」という絵本が
あります。
ある朝ルルが、空からぽとりと落ちてきた黄色いあめだまを飲み込んで
しまってから、ルルの人生は一変します。
いつものように狩りに出て、恐ろしく吠えたつもりが子猫のようなニイ
という可愛らしい声しか出ません。
そのルルの声の変わりように、いつもは恐れている動物達からもからか
われてしまいます。ルルは、すっかりしょげて引きこもってしまうので
すが、結局は恐ろしい声を失った替わりに、友達をいっぱい得るという
お話だったと思います。
もちろん、あり得ない話なのでしょうが、怖がらせて、威嚇することを
止めれば、周囲と楽しく暮らせるんだなとあったかくなったものです。

たくさん見聞きした絵本や童話は何かに役立っているのかな・・・。
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